ボスニア日帰りツアーのメインであるモスタルで、この街のシンボル「スタリ・モスト橋」に向かいます。
Veltraさんで行くボスニア・ヘルツェゴヴィナは、モスタルに2時間の滞在ができるプランです。
ボスニア・ヘルツェゴビナ 世界遺産モスタル+メジュゴリエ+ポチテリ 1日観光ツアー<英語/ドブロブニク発>
スタリ・モスト橋はモスタルの中心を流れる、ネレトバ川に架かる橋。
スタリ・モストはトルコ語で「古い橋」を意味します。
ボスニア・ヘルツェゴビナは旧ユーゴスラビア、更に前にはオスマン帝国の支配下にありました。
だから橋の名前にもトルコ語が使われているんですね。
スタリ・モスト橋はも16世紀にオスマン帝国のスレイマン1世によって建てられました。
土地柄、モスタルは西洋と中東の文化が混ざり合っていて、オリエンタルな雰囲気です。
ですが、1992年~1995年のボスニア紛争時にスタリ・モスト橋はクロアチア人の民族主義者によって破壊。
紛争時は民族主義がはびこり、文化の混ざり合ったモスタルの歴史を否定したそうです。
隣人や恋人の家族に殺されることもあったようで、誰もが被害者・加害者になったのがボスニア紛争の特徴です。
紛争が終わったことで、破壊された橋のがれきを使って2004年に再建されました。
現在スタリ・モスト橋の西側にはカトリック、東側にはムスリムの方が居住しています。
これがスタリ・モスト橋。
再建されたとはいえ、16世紀にこれが建てられたなんて信じられないくらいの美しさです。
手前は人が多いので引きで撮ってみました。
やっぱりいい写真を撮るには前泊して朝一で行くのがいいな・・・。
橋の上に向かいます。
スタリ・モスト橋の高さは24メートル。
かなり高い場所に架けられています。
見るだけでも足がすくむ~。
・・・と思っていたら
橋から男性が飛び込びました!!!!
もうびっくり!24メートルあるってガイドさん言ってたのに!!
ちなみに橋の下を流れるネレトバ川は真夏で気温が40度を超えても水温が10度に届かないらしく、飛び込んでショック死する人もいるのだとか。
飛び込みは風物詩ですが、安全第一でやってほしいですね。
モスタルでの様子をYouTubeにあげました。
スタリ・モストの解説ももう少し入れていますので、参考になると嬉しいです♪
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