パリに到着して、最初の訪問はルーブル美術館。
開館が9時なので、9時に合わせてホテルを出発しました。
ですが12月のフランスは日が昇るのが遅く、8時を過ぎてもかなり暗い!
少し怖いですが、美術館に着くとテンションが上がります。
まだひとはまばらです。
チケットもパリミュージアムパスがあるので買う必要もなく、そのまま入り口に行きます。
9時になってパスを見せてそのまま入場。
最初にドノン翼に向かい、紀元前古代ギリシアにつくられた、「サモトラケのニケ」に対面です。
風を感じます!
さて、ルーブル美術館といえば、レオナルド・ダヴィンチの「モナリザ」ですよね。
朝一で来たのは「モナリザ」をゆっくり鑑賞するためだったので、急いでモナリザの部屋に向かいます。
ほとんど人がいない!!
思っていた以上にモナリザは小さいし、遠くからしか見えないのでちょっと物足りない。
モナリザのアップ。
名画に対面し、感動です。
モナリザを見終わったら後ろを振り返ります。
ヴェロネーゼの「カナの婚礼」。
他の作品と比べてもかなり大きいです。
目の前の人と比べても大きさがわかると思います。
カナの婚礼とは聖書に出てくる話ですが、聖書を思い出しながら絵を見て、物語を生き生きと思いめぐらせることができました。
モナリザの部屋を出てもダヴィンチの作品に出会えます。
ここからは少しだけ作品をご紹介します。
まずは「聖アンナと聖母子」。
聖母マリアがかなりバランス悪いです。
宗教上の三位一体を表すためだと言われています。
同じく、レオナルド・ダヴィンチの「洗礼者ヨハネ」
他の作品では見ることのできない、ヨハネのあやしげな表情が印象的です。
レオナルド・ダヴィンチ「岩窟の聖母」。
宗教画も多く、事前に予習をお勧めします。
ラファエロの「聖母子と幼児聖ヨハネ」。
別名は「美しき女庭師」ですね。
柔らかなタッチで聖母子を描いています。
同じくラファエロの「バルダッサッレ・カスティリオーネの肖像」。
服の質感まできれいに描いています。
アングルの「オダリスク」
女性の体を美しく見せるため、背中をわざと長く描いています。
曲線が強調されて、女性の美しさが伝わってきます。
ちなみにルーブルはまだ人が少なく、好きな作品をじっくり見ていくことができます。
日本では考えられない光景です。
ジャック=ルイ・ダヴィットの「ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」
実際にはこのような場面はなかったらしいですが、イメージ戦略として描かせたそうです。
いつの時代でもイメージ戦略は大切ですね。
ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」
筋骨隆々とした自由を象徴する女神が勇ましいですね。
実施にその場にいるかのように描かれているのが印象的です。
「ミロのヴィーナス」。
ルーブルは写真撮影できるので、ヴィーナスともツーショットが撮れます。
お顔が小さいですね。
「ハンムラビ法典」。
目には目を、歯には歯を。
鑑賞を終えて出てみると、すごい行列になっています!
ぜひチケットは事前に購入して早めの鑑賞をしてくださいね。
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