ミュンヘンからノイシュバンシュタイン城に向かいます。
ですが市内からお城に行くには少し遠いので、ベルトラのバスツアーを予約していきました。
ノイシュバンシュタイン城、リンダーホーフ城、世界遺産ヴィース教会の3ヵ所に入場!日帰り観光ツアー<日本語/入場料込/ミュンヘン発>by Mybus
ミュンヘン駅に朝8時ごろの集合し、そのままバスに乗って移動します。
ツアーでは行き先リストに入っていたヴィース教会に、まず初めに訪れました。
ヴィース教会はヨーロッパで最も美しいと言われるロココ様式の巡礼教会です。
「ヴィース教会」とは「草原の教会」という意味ですが、その名の通り、草原にぽつんと立っています。
外観はそこまでロココ調とは思えないです。
この時点であまりこの教会に期待はしていなかったのですが、中に入ると圧巻です。
天井画のあまりの美しさに頭が上がりっぱなしです。
下に向こうという気分にならず、ずっと見ていたいです。
この教会が非常に有名なのは、18世紀に起こった「ヴィースの奇跡」といわれる伝説から建てられた教会だからです。
昔、ヴィース教会に近いシュタインガーデンの修道院に「鞭打たれるキリスト」がありました。
ですがあまりの痛々しさに嫌われて放置されていたそうです。
奥にあるのがその鞭打たれるキリスト。
あまり近くには行けなかったのですが、血も描かれていたので痛々しいです。
それを見つけたマリア・ロリーという農婦が哀れに思ってこの像を譲り受け、熱心に祈りを捧げ続けたところ、このキリスト像が涙を流したそうです。
その後、この奇跡に驚いた農婦とその夫はこの像をこの礼拝堂に置き、それがこのヴィース教会の始まりだそうです。
ヨーロッパに行くと、こういう奇跡の話をよく聞きますね。
柱や壁の装飾も見事です。
外見で判断してはいけないですね。
見事なロココ調の教会、一見の価値ありです。
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