バーリといえば、サンタクロースのモデルになった聖二コラの遺骸が安置されている場所としてキリスト教圏では有名な場所です。
もともと聖二コラはトルコの出身なのですが、トルコで戦乱が起こった際にバーリに遺骸が移されたそうです。
聖二コラが眠るサン・二コラ聖堂は旧市街にあります。
こちらがサン・二コラ聖堂。
白色の教会でバーリの気候にあっています。
聖堂の前に聖二コラの像。
右手で祝福をしています。
こちらのレリーフの祝福は可愛いです。
ちなみに右手に持っているのは金貨。
当時の金貨は丸い形状だったようです。
サン・二コラ聖堂の天井は金色に輝いていて、首が痛くなるくらい見入ってしまいます。
祭壇近くにも聖二コラの像。
こちらには服が着せられています。
聖二コラはトルコ出身なので今のイメージの白人のお爺さん、ではなく肌も黒くなっています。
奥の祭壇もかなり豪華です。
聖ニコラが眠るのは中央祭壇の下にある地下墓地。
右奥の格子の奥に安置されています。
こちらの祭壇の下に聖ニコラが眠っています。
サン・二コラ聖堂には聖二コラの60パーセントの遺骸が安置されているそうです。
教会内は世界中から多くの信者さんたちがいらっしゃっていて祈りをささげています。
サンタクロースの原点を思いながらバーリに来た際にはぜひ寄ってもらいたい場所です。
コメント