ナポリの地下鉄1号線ムニチピオで降りたらすぐ見えてくるのが、13世紀に建てられたヌォーヴォ城(Castel Nuovo)。
ヌォーヴォとはイタリア語で「新しい」という意味ですが、何に比べて新しいかというとナポリの有名な卵城(オーヴォ城)だそう。
ヌォーヴォとオーヴォ、音がそろってて面白いです。
開城時間は8:30~18:30、日曜はお休みです。
営業時間はよく変わるようなので、公式サイトを確認してくださいね。
しかしこのヌォーヴォ近城、くで見ると改めて円柱型のフォルムが圧迫感があります。
この城の主のカルロ1世はフランスのアンジュー家出身だったことから、フランス式の建物の作りになっているそうです。
この門のレリーフもどこかフランスっぽいですよね。
遺跡マニアとしては入らないわけにはいかない!ということで入ってみます。
ちなみにここの門をくぐるだけなら無料ですが、場内に入る場合は6ユーロ必要です。
チケットを購入して見学です。
円柱型の建物と壁に囲まれた四角形のお城なので、お城の真ん中は広場になっています。
案内はありますがかなりアバウト。
そこまで広くはないのですが、階段もあるのでもう少し案内があると嬉しいです。
まずはチャペル。
イスが並べられていて今でも使われているのかな?
天井も美しいです。
チャペルの近くや広場には砲弾。
この城の主アンジュ―家と同じくナポリを拠点にしていたペドロ3世との間に度々争いがあったので、その際の砲弾のようです。
お城の遺構部分。
内部も見学ができるようで、下にもガイドさんと一緒に歩くツアーの方がいらっしゃいました。
スカートで来た方は注意です。
遺構の上部を抜けるとガラス越しですがヴェスヴィオ火山が綺麗に見えます。
これぞナポリ!って感じで興奮しました。
ガラスがもう少し綺麗だったら満点だったのになーーー。
お城の内部には博物館があって、ナポリの出土品や美術品が所蔵されています。
ここの博物館からバルコニーに出ることができるのですが、ここは必ず出てください!
なぜならば・・・
この通りきれいな回廊とモロ・べヴェレッロ港を見ることができるから!
あまり人もいないので、ゆっくりナポリの風を感じてくださいね♡
絵画も多いようですが、自分の知識不足でさらっと見るだけになってしまいました。
思っていたよりもヌォーヴォ城は見どころのあるお城でした。
そして最後にぐるっと一周してみるともう一個発見。
砲弾の跡が生々しく残っています。
こういうところにも歴史を感じさせてくれました。
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