バチカン市国は世界で最も小さな国で、ローマ・カトリックの総本山。
実は私もカトリックの洗礼を受けている信者です。
1度目では時間がなくてなんとサンピエトロ大聖堂に入れず、美術館だけ行ってしまったので2度目の今度こそは「信者としてきちんと大聖堂でお祈りしたい!」ということで、宿泊先もバチカンから徒歩10分の場所にしました。
サンピエトロ大聖堂はバチカン市国に入ってすぐに見えます。
ですが、またしてもここで大誤算。
朝7時からオープンと聞いて7時ピッタリに来たらこの様。
気合い入れないとダメなんですね。理解しました。
1日目は写真を撮らずに真面目にお祈りし、2日目は本気の早起きで6時30分に到着。
と言っても30分早く出ただけですが 笑
ちなみに、サンピエトロ大聖堂に入るのは無料です。
目の前はシスターたちだけ!
わーい、早起きしてよかった♡
6時45分ごろから手荷物のチェックが始まりますが、ほとんど人がいないのですいすい進みます。
前日はこの荷物チェックだけでも30分以上待ってイライラしちゃいました。
この門は7時きっかりに開くのでそれまで待機です。
シスターのおばあちゃんたち、かわいいな♡
高校がカトリック、大学は普通の大学でしたが、聖書勉強のためカトリックの大学にちょくちょく顔を出していたので、シスターたちを見ると可愛いと思ってしまいます。
朝日が昇るのを待ちながら待機です。
7時きっかりに門が開きます。
この看板なくても入り口はすぐなのでわかります。
聖水で十字を切って、中に入ります。
広い!柱が太い!美しいです!
シスターたちはミサのエリアにすぐに行っちゃいましたので、一瞬だけこの空間を独占できました!
この柱の太さ、ほかの教会ではありえないぐらいです。
柱の一つ一つに聖人の像があるので、じっくり見ていると時間が足りないです。
聖堂内右手に進むと大聖堂の名前にもなっている聖ペトロの像。
イエスから受け取った天国の門の鍵を持っています。
彼がカトリックの初代教皇です。
足がすり減っているのは信者さんたちがお祈りをするため。
私もお祈りしてきました。
こちらは聖ペトロの弟アンデレ。
ペトロとアンデレはもともと漁師で、イエスに誘われて宣教の道に進みました。
最期は後ろにもあるX十字で処刑されました。
ちなみに、この像の下に歴代教皇が眠る地下墓所への入口があります。
コンスタンティヌス帝の母、聖女ヘレナの像。
彼女がイエスの処刑で使われた十字架の木片をエルサレムから持ち帰ったとされています。
聖ロンギヌスの像。
「ロンギヌスの槍」という言葉はアニメでも使われているのですが、彼がロンギヌスさんです。
イエスが十字架で処刑された際に、死んでいることを確かめるためにイエスの脇腹を槍で突いたのが彼。
その際イエスの血が眼に入り、視力を取り戻した彼はキリスト教の信者になりました。
この大きな天蓋(パルダッキーノ)はベルニーニ作。
柱がうねっていて独特です。
この下に聖ペトロが眠っています。
この辺りは特に目の前を神父様たちが朝のミサのために歩かれているので、背筋がピンと伸びます。
大天蓋の真上にはミケランジェロ作のクーポラ。
この後上るのですが、下から見るとかなり大きいのがわかります。
大聖堂の天井。
金色でとても豪華です。
ピエタは入り口入ってすぐの左手にあるので鑑賞に向かいます。
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