1度目のバチカン美術館では、朝食込みの1時間早く入れるプランでしたが今回は夜間の部を申し込んで行ってきました。
夜間の部は毎週金曜日のみ開催で、夜7時から11時まで鑑賞することが可能なチケットです。
バチカン美術館のチケットは公式ホームページで一人24ユーロ(オーディオガイド込み)。
当日バチカン美術館前に行ってみると年間の予定が看板で張り出されていました。
これ参考になる。。。
夜の美術館はナイトミュージアムみたいでワクワクします♪
まずはバウチャーをチケットに交換します。
そこで見たのはピナコテカが閉館されているというアナウンス。
え、絵画ないの???誤算発動。
でも彫刻やラファエロの間とは見れるし、気にせずにチケットを交換します。
一緒にオーディオガイドの引換券も忘れずにもらいましょう。
まずはチケットで入場します。
改札を通ったらオーディオガイドの引き換え。
日本語もあります。
地図もいただいたので、まずはピオ・クレメンティーノ美術館から周ります。
八角形の中庭で有名なのは「ラオコーン」。
これは教科書でも出てきているのでおなじみですね。
古代ギリシャ彫刻の傑作でルネッサンス期の彫刻家に多大な影響を与えた作品です。
ムーサ達の間にあるのは「ベルヴェデーレのトルソ」
ミケランジェロがこの像がお気に入りでよく通っていたそう。
円形の間では巨大な水盤を見ることができます。
ローマ皇帝ネロのお気に入りだったとか。
見上げるとパンテオンのような円形の天井。
足元はローマ帝国時代のモザイク。
ギリシャ十字の間ではアテネの胸像のモザイク。
日中は反射が激しいそうなのですが、夜間なのできれいに撮れました。
ピーガ(2頭立て戦車)の間では昔の戦車が飾られています。
燭台のギャラリーでは細かな彫刻がずらっと並んでいます。
余談ですが、バチカン美術館の夜間の部は、朝の部と違い混雑がすごいです。
歩くのもやっとな感じで、昼間よりは混雑してないのかな?
それでも朝の快適な鑑賞を経験しているので、やきもきしちゃいます。
タペストリーのギャラリー。
タペストリーがものすごく大きいです。
地図のギャラリー。
ヨーロッパの人は自分の国が見つかっていいな~。
いよいよラファエロの間です。
ここでのお目当ては「アテネの学堂」。
教科書の表紙にもなっているので、とても有名な作品ですよね。
さて、この先にあるシスティーナ礼拝堂は写真撮影が禁止です。
皆さん結構パシャパシャと撮っていますが、ルールを守って鑑賞してほしいです。。。
何度もマイクでアナウンスがあるのに無視して撮り続ける人たちはどうなのかなって思っちゃいました。
目にしっかり焼き付けましょう。
最後はらせん階段を下りて終了です。
ピナコテカが見れなかったこと、混雑していたことを考えると1度目の方が満足度は高かったな~というのが正直な感想です。
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