Veltraさんで行くモンテネグロツアー、2番目に寄ったのは世界遺産コトル。
モンテネグロ 世界遺産コトル+ブドヴァ 1日観光ツアー<3~11月/英語/ドブロヴニク発>
コトルはコトル湾と山に囲まれた古くからある城塞都市です。
湾に近いことから貿易で栄え、裕福な商人たちの建てた建物が今でも多く残っています。
城壁に入る前の市場では、野菜や果物が多く売られています。
ドブロブニクで買うよりも安いので、ほしいものがあったら是非買ってくださいね。
湾に面する城壁はドブロブニクよりも低いですが、十分な高さです。
そして山側には山に沿って城壁が築かれていて、こちらはかなりの高さ。
コトルは大型クルーズ船も多く就航するので、観光客の方も多かったです。
まず城壁をくぐって見えるのが中心広場にある時計塔。
塔といってもそこまで高いわけではないので、時計のある建物という感じ。
時計塔の下にある三角錐の柱は、かつて罪人をさらしていた場所だそうです。
時計塔を抜けて見えてくるのが、こちらが聖トリプン大聖堂。
コトルの守護聖人、トリプンを祀っているコトルの観光の目玉ですね。
他の教会と違って2つの塔があるのでわかりやすいです。
聖トリプン大聖堂は1166年に建てられたロマネスク様式の聖堂。
塔に登ることはできませんが、2階のテラス部分には出ることができます。
入場料は3ユーロです。
※モンテネグロの通貨はユーロ
ここの受付にいる男性がかなりフレンドリーな方で、日本から来たことがわかると日本語で「こんにちは、ようこそ~!」と迎えてくれました。
海外の受付はぶっきらぼうな方が多いので、うれしいサプライズでした。
聖堂に入るとかなりシンプルな造りです。
司教座もありますね。
奥には銀でできた装飾もありました。
1階の入り口近くにある階段から2階に上ることができます。
2階では809年にイスタンブールから運び込まれた宝物(絵画や宝飾品、衣装)が展示されています。
2階から見るコトルの街並み。
なんだか演説してみたくなります。
聖堂から出るときもチケット売り場の男性が「ありがとう、さようなら」と声をかけてくれて、なんだかほっこりしました。
日本好きなのかな。
聖トリプン大聖堂を北に少し進むと開けた広場に出てきますが、そこにあるのはバロック様式の館・グルグリナ宮殿を利用した海洋博物館。
入り口には大砲が置かれていますので、博物館なのにかなり重厚感があります。
入場料が4ユーロかかりますので今回は外観だけ。
スヴェタ・ニコラ広場にはレストランもたくさん出ているので、ランチを取っている方も多かったです。
値段はドブロブニクよりは少し安め。
20ユーロ弱でワインまでいただくことができました。
スヴェタ・ニコラ広場に1195年に建てられたセルビア正教会の聖ルカ教会。
コトルを襲った2度の大地震にも耐えた頑丈な造りです。
そして内部にはたくさんの金色のイコンが飾られています。
同じくスヴェタ・ニコラ広場にあるドミニカ会修道院の聖ニコラ教会。
1540年に建てられていたのですが、1896年の火災で焼失。
その後1909年に再建されました。
内部は金や銀の装飾でまばゆいほどです。
コトルもドブロブニクやブドヴァ同様、城壁に登ることができます。
特に山側の城壁はコトルの街並みを一望できて人気のコース。
ですがコトルの城壁はかなり高低差があり、写真で見るとこんな感じ。
ほぼ登山・・・。
城壁に登るのには8ユーロかかると聞いていたので、お金のかかる手前まで登ろうとしたらすぐにチケット売り場が見えたので断念。
観光の時間が2時間しかなかったので、上るのは難しいですね。
体験された方のブログを見てみると、ゆっくり上ると片道1時間半はかかるとのこと。
せめて4時間は欲しいなぁ・・・。
気を取り直してコトルのお土産探しに向かいます。
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