豫園商城を抜けて豫園に入ります。
もともと豫園は1559年から1577年まで18年をかけて作られた役人の個人庭園でした。
庭園の広さは約2ヘクタール!!地図で見ても広大な庭園ですね。
上海の真ん中にこんな大きな庭園があるのが驚きです。
豫園は入場料が1人30元です。(2019年2月時点)
入場券は豫園有料エリアの入り口近くにあります。
朝10時ごろですが、特に混雑はなかったです。
ちなみにカードは使えませんので要注意です。
チケットをゲットしたら、そのまま入り口に向かいます。
チケットはすぐに回収されるので、買った後にカバンにしまったりしないでくださいね。
入り口を抜けると、まずは「三穂堂」がすぐ見えます。
「三穂堂」は豊作を祈念して名付けられています。
この「三穂堂」は釘を一切しないで作られているので、ゆっくり細部まで見てくださいね。
ちなみに、写真の額縁の3つは所有者が3回変わったことを表しているそうです。
この時期は梅が綺麗に咲いています。
そのまま歩いていると通り過ぎてしまいますが、こちらのつぼ型の入り口に入ってくださいね。
ここが「仰山堂」の入り口です。
「仰山堂」はその名前の通り築山の「大假山」を眺められるお堂です。
小さな池が広がっています。
「大假山」が見えませんが少し進むと、
これが「大假山」!
実際に見るとかなり大きいです。
「万花楼」はその名前の通り、周囲に花がたくさん植えられています。
内部はいたってシンプル。
「万花楼」を抜けると何やら後ろを振り向いている人が多かったので、同じように振り向いてみると、「龍壁」がありました。
塀に沿ってクネクネと動きのある龍は躍動感がありますね。
こちらは「点春堂」。
中国・清代の秘密結社「小刀会」が本部を置いた場所で、当時の資料が残っています。
「打唱台」は歌や楽器の演奏をされていた舞台で、昔は「点春堂」から演奏を眺めていたそうです。
結構高い舞台です。
「和煦堂」は後ろの丘から風が吹くので、夏は涼しく冬は暖かいそうです。
個人的に好きなお堂なのですが、それはガジュマルで作った椅子があるから。
この力強いガジュマルのイス、我が家にもほしい!!!
ちなみに「和煦堂」の上部には玉を取り合う龍の像があります。
龍の像が多いので、いろいろな表情が見られますよ。
だんだん広さに疲労がたまってきて、出口を探すことに一生懸命でこんな顔を見ると親近感です。
「会景楼」では鯉が綺麗に人に向かっている景色を見れてちょっと癒されました。
30元でとてもいい散策ができました。
散策される方は広くて1時間以上かかるので時間に余裕をもって回ってくださいね。
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