スペイン旅行記・トレド編1~市内観光~

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「もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドへ行け」という言葉の通り、マドリッドからベルトラさんのバスツアーを利用して、トレドに行ってきました。

世界遺産トレド 半日観光ツアー<午後/日本語ガイド/マドリード発>by[みゅう]

 

 

 

トレドはマドリッドからおよそ70キロほど南にある都市です。

トレドは昔、西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教・ユダヤ教・キリスト教の文化の混ざり合いました。

そのことで様々な様式の建築物が残り、旧市街全体が世界遺産として登録されています。

 

 

 

中世の面影の残った街。

空の水色とコントラストがきれいです。

 

 

 

トレドは城壁に囲まれているので、街に入る際には城壁を超える必要があります。

 

 

昔は、敵の侵入を防ぐため、中央の大聖堂の塔が見えないようにわざと入り組んだ街並みにしていました。

確かに道に迷いそうです。

自分がどこにいるかわからない!

ひいひい言いながら中心地に向かいます。

 

 

大聖堂が見えてきましたが、トレド大聖堂に行く前に、サント・トメ教会に向かいます。

サント・トメ教会にはエル・グレゴの「オルガス伯爵の埋葬」を見ることができます。

教会内で名画に出会えるなんて感激です。

※私が行ったときは絵画の写真撮影はできませんでしたので注意!

 

 

大きくはない教会ですので、すぐに見ることができます。

 

トレド大聖堂は今でもスペイン・カトリックの大本山で、世界で4番目に大きい大聖堂だそうです。

 

 

教会内は荘厳な雰囲気で、圧倒されます。

なんとこの大聖堂、完成までに270年もかかったそう!

 

 

聖堂内部に入るととにかく金!

主祭壇には柵があるので近くまでは寄れませんが、遠目でじっくり鑑賞です。

 

 

 

主祭壇の奥には壁一面に新約聖書の各場面が描かれており、信仰の深さがうかがえます。

 

 

 

主祭壇から後ろを振り返ると、聖歌隊の席があるのですが中央にマリア像がおかれています。

 

 

 

トレドの守護、白いマリア像です。

綺麗にほほ笑むマリア様。

 

 

 

そして、主祭壇左にはこの大聖堂の特徴、祭壇上部の明かりとりがあります。

明かりが祭壇にさして、すごく幻想的でした。

 

 

 

だんだんと色の感覚がなくなってきました。

作った人、肩こらなかったのかな。

 

 

 

気を取り直して、トレドのパイプオルガンは前に突き出た形となっているのが特徴です。

言われてみないとわからないですね。

 

 

 

サント・トメ教会にもあったエルグレゴの作品が、大聖堂内の聖具室にもあります。

こちらは「キリストの聖衣剥奪」です。

エルグレゴはトレドで活躍した画家ですので、いろいろなところで絵画が見れてよかったです。

 

 

 

ゆっくり教会内を見ているといつの間にか日が暮れていました。

 

 

 

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