かつてはフランスの統治下だったベトナム、今でもその面影をところどころに感じることができます。
その中でもおすすめなのが、ハノイ大聖堂(聖ヨセフ大聖堂)です。
ハノイ大聖堂は、前回ご紹介したホアンキエム湖のすぐ近くにあります。
私もホアンキエム湖へのお散歩の帰りに寄ってみました。
パッと見はケルン大聖堂の様な黒色。
建物の形はパリのノートルダム大聖堂を思わせます。
ベトナムは旧正月をお祝いするので、年末年始はクリスマス一色です。
私が行った年末もクリスマスの飾りがそのままでした。
ハノイ大聖堂は入場料無料で入場可能な時間は下記の通りです。
- 平日・土曜日:8:00~11:00、14:00~17:00
- 日曜日:7:00~11:30、15:00~21:00
私が行ったときはちょうどミサの始まる時間だったようで、鐘が鳴り響いていました。
荘厳な鐘の音に心が洗われます。
正面の門が閉まっていて、左端から聖堂内部に入るようなので私も入ってみます。
外観からは想像もつかないような白を基調とした内部。
アーチ型の天井がアジアの聖堂であることを忘れさせます!
そしてまばゆいばかりのステンドグラスが正面に!!
美しいステンドグラス、そしてミサの前ということもあり聖堂内に響く信者の方の聖歌。
実は私もカトリック信者なのですが、彼らの敬虔さ、祈りの姿を見て改めて自分の信仰というものを省みる機会になりました。
ちなみにこちらの聖堂、とても珍しいことに祭壇の中央にイエスを抱いた聖ヨセフが配置されています。
普通イエスが中央なので、なぜだろうと思っていたら、聖堂を建設する当時のローマ法王が聖ヨセフを敬愛していたので、その意向だそうです。
この聖堂の名前が聖ヨセフ大聖堂というのもうなずけますね。
聖堂内部では、禁煙、脱帽に加え、ノースリーブ等の服装は✖。
写真撮影は、フラッシュ撮影でなければ大丈夫です。
ヨーロッパ顔負けのハノイ大聖堂、ハノイを訪れた際にはぜひ行ってくださいね!
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