来遠橋を渡ってすぐにあるのが、フーンフンの家(馮興家)。
約200年前に建てられた、貿易商人の家です。
現在もその子孫(8代目)が暮らしているそうですよ。
来遠橋から行かない場合は、西側のグエンティミンカイ通りからすぐの場所です。
黒色の外観が重厚感あります。
屋根は日本式になっていて、どこか懐かしさを感じます。
フーンフンの家も来遠橋のお寺と同じく観光スポットのチケットが必要です。
私が訪れたのはお正月だったのですが、ベトナムは旧正月をお祝いするので思いっきりクリスマス気分。
私が言うのもどうかと思いますが、こういう文化的価値のある建物の中にクリスマスツリーは似合わないと思う。。。
おおらかと言えばいいんだろうけどな~。
気を取り直して、柱は中国式になっていて、漢字が書いてある柱もあります。
壁はベトナム式。
ホイアンはこういう折衷式の建物が多いですね。
流石交易都市だっただけあります。
奥に行くと2階に続く階段を発見。
ちょっと急ですが、登ってみます。
階段を上がってすぐのところにはお土産屋さんがありました。
吹き抜けになっていた部分を2階から眺められるのですが、結構な高さです。
2階から1階部分をのぞけるようになっています。
「この上に立たないで」と書かれてあるけど、言われなくても乗りません 笑
今は覗いているだけですが、床上浸水した場合は格子の床を取り外して、二階に避難したり、荷物を2階にあげていたそうです。
全然想像がつきませんでしたが、ホイアンの方はこうやって水害と付き合ってきたんですね。
そう思えば2階の部分が高かった理由も、水害から身を守るためだったのかと納得です。
2階のベランダからは来遠橋の西側が見えます。
ちなみにこのベランダは1度に5人までしか出られません。
韓国語で書いてあったんだけど、なんでだろ。。。
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